おしゃれな家にしたいひとほど…
2026/02/16
おしゃれな家にしたい人ほど読んでほしい
収納で失敗しない家づくりの考え方
「せっかく家を建てるなら、おしゃれな家にしたい」
家づくりのご相談で、そうおっしゃる方はとても多いです。
実際、SNSや住宅雑誌を見ると、洗練されたインテリアや、生活感のない空間に憧れますよね。
ただ、家が完成してしばらく経ったあと、
こんな声を聞くことも少なくありません。
「おしゃれなはずなのに、なぜか片付かないんです」
実はこれ、珍しい話ではありません。
むしろ**「おしゃれを重視した人ほど、収納で後悔しやすい」**という傾向があります。
今回は、これから家を建てる方にぜひ知っておいてほしい
収納で失敗しないための考え方をお伝えします。

収納の失敗は「量」の問題ではない
まず最初にお伝えしたいのは、
「収納が足りない=失敗」ではない、ということです。
実際にご相談を受ける中で多いのは、
- 収納はたくさん作った
- クローゼットも大きい
- パントリーも付けた
それでも
「なぜか家が散らかる」というケースです。
この原因は、とてもシンプルで、
収納の量ではなく、配置が暮らしに合っていないことにあります。
おしゃれな家ほど起こりやすい3つの落とし穴
① 見せる収納に頼りすぎている
オープン棚や飾り棚は、確かにおしゃれです。
ですが、そこに置かれるのは
「常にきれいに保てる物」だけでしょうか。
現実は、
- 郵便物
- 学校のプリント
- 日用品
- ちょい置きしたカバン
こういった物が、必ず発生します。
見せる収納は「余裕があるときの暮らし」には向いていますが、
忙しい30代の子育て世代には、
隠せる収納とのバランスが不可欠です。
② 収納が“使う場所”にない
収納計画でよくあるのが、
「まとめて大きな収納を作る」パターンです。
ですが実際の暮らしでは、
- 掃除道具は使う場所の近く
- 上着やカバンは帰宅動線上
- 日用品はキッチンや洗面のすぐそば
こうした配置のほうが、圧倒的に片付きます。
「収納はあるのに、戻すのが面倒」
これが散らかる一番の原因です。
③ 家具や生活用品を想定していない
図面上はきれいでも、
実際に住み始めると入ってくれない物があります。
- 冷凍庫
- ルンバ
- ベビーカー
- 学用品
- 将来増える物
設計段階で
「何を、どこに置くか」まで想像していないと、
あとから置き場に困ることになります。
散らからない家は「片付けなくてもいい家」
片付く家=頑張って整理整頓する家
ではありません。
本当に暮らしやすい家は、
無意識に戻せる家です。
- 動線上に収納がある
- 扉を開けたらすぐ入れられる
- 見えない場所に一時置きできる
こうした工夫があるだけで、
「いつもきれいにしなきゃ」というストレスが減ります。

おしゃれと暮らしやすさは両立できる
「じゃあ、おしゃれな家は諦めないといけないの?」
そう思われるかもしれません。
答えは、いいえです。
大切なのは、
おしゃれに見せたい場所と、
生活感を隠す場所を分けて考えること。
- リビングはすっきり見せる
- その分、見えない場所に収納をしっかり作る
この考え方ができると、
デザインも暮らしやすさも、どちらも手に入ります。
図面や写真だけでは分からない理由
収納の使いやすさは、
写真や間取り図だけでは判断できません。
- 実際の距離
- 扉の開き方
- 物を持った状態での動き
これらは、
実際の空間で体感して初めて分かることです。
だからこそ、家づくりでは
「見る」だけでなく「想像する」「体感する」ことが大切になります。
まとめ
収納で失敗しない家づくりに必要なのは、
収納の数でも、流行りの間取りでもありません。
- 自分たちの暮らしを知ること
- 物の動きを考えること
- 無理をしない仕組みを作ること
おしゃれな家にしたい人ほど、
この視点を持ってほしいと思います。
もし、
「今考えている間取りで大丈夫かな?」
「自分たちの暮らしに合っているか不安」
そう感じているなら、早めに誰かに話してみるのも一つです。
家は、建ててからやり直すのが一番大変ですから。
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